インプリン症の患者はこの病院に現在の所、3人いるのだと黒木医師が歩きながら説明してくれた。 インプリン症は謎の病気と国から認められ患者を隔離しているらしい。 患者は別館に隔離されているらしく、中庭を歩いて向かうことになった。 「今いる患者さんは60歳のおじいさんと、10歳の女の子、あとは…対象者が決まってる患者さんです」 「対象者が…決まってるって…っ!!被害者さん…ですか…?」 その言葉に黒木医師は笑いながら首を横に振った。