入口で立ち尽くす私。

「ジャッジャジャーン♪」

女の子が勢いよく起き上がり

長い髪の毛のカツラを取った。

「ゆ、雄太?!」

私が驚いたのを見て

二人して笑い出す。

「何考えてんのよっ!」

「騙される優夏が悪いんだよ〜」

「ヤキモチ妬いちゃったりしました?」

「バカじゃん?妬くわけないじゃん!」

「え〜でも凄い顔してたよな?な?遊佐?」

「してたしてた。」