休み明けの始業式。

久しぶりに薫と会って

俺と雄太は薫の豹変ぶりに驚きを隠せなかった。



始業式の間

ずっと携帯をいじってるから

何気なく聞いたんだ。

「誰とメールしてんの?」

「彼女。」

「…薫、彼女できたんだ?」

「うん…。」

そっか…

優夏の事はふっきれたのか。

安心した矢先

薫の口から

とんでもない言葉が飛び出した。