薫からメールが届いた。

:分かった。優夏がお前を選んだなら仕方ない事だから…

約束通り…お前とも友達でいる。

だけど…少しの間は…会いに行けない。



俺は卑怯だ。

薫だって真剣に優夏さんを想っていたのは知ってる。


優夏さんだって

俺があんな事をしなければ

こんなすぐに

俺を選ぶわけがなかったんだから…

だけど…

俺には優夏さんが

必要なんだ。

薫の何倍も…

優夏さんを好きだって言える。