いつも好きでした。

「あ、ああ。ごめん。」

その場から逃げるように私は薫を屋上の喫茶店に連れて行った。

「あそこのイス空いてるっ!!あそこに行こ?」

「ああ…。じゃあ俺、なんか飲みもん買ってくるから」

「はいは〜い。

私の分もよろしくねっ」

小走りに席を陣取って、帯の間に挟んで置いた携帯を開いた。

(やっぱり遊佐から連絡来てないや…)