いつも好きでした。

女の子達に囲まれながらも仕事をこなす薫が

私の知ってる薫と違って見えて

少し、おもしろくない気分になったの。

「ちょっと優夏っ!あんなカッコイイ彼氏ができたなんて聞いてないけど?」

気が付くと、私を冷ややかに見る二人。

「ちょっと誤解だよっ
彼氏じゃないよ。友達だから。」