素直の方が好きですか?



「おーなんか悪いな…」

「ううんいいのいいの」

想の隣に腰を下ろした。

緊張する。
もうドキドキさせる余裕なんてないわコレ。

どうするよ…。

「ひゃっ」

想はいきなりあたしの肩に首をのせた。
び、びっくりしたぁ…。

「な、なな何すんのよっ!」

「智葉は、こういうの嫌?」

そんな上目遣い+うるうるした瞳なんて反則でしょ!?

「嫌じゃ、ないけどっ…」

そんな顔されたら嫌なんて言えるわけない。
嫌じゃないから―…。

「ならいいよね」

そう言って想はあたしに顔を近づけてきた。

ま、まさかコレは…!?

「……っ」

ぎゅっと目をつぶる。
しかしあたしの予想は外れ彼はあたしの額にキスをした。

「え…」

そう思って目を開ける。