こんなの…おかしいよ。 「お母さん…」 なんで…目、開けてよ。 家族、増えてもいい? 茜ちゃん、家族になってもいい? 帰る場所になっていい? 「あたしまだまだ言いたいこといっぱいあるんだよ? したいことも、いっぱいあるんだよ?」 だから…早く目、覚まして? 「…ねぇ」 「姉ちゃん、父さん来るって、一階に、いっておこう?」 「うん」 この時はまだ知らなかった。 このあとすぐ茜ちゃんが来ていたことを。