おとが怖い…。

「ふっ…なんてね、嘘嘘!
だからそんな顔しないの」

そ、そんな顔!?
どんな顔?

ってかさりげなく爆笑しないでよ!!

「はい眉間に皺寄せない。
行くよ、遅刻しちゃう」

「え、うん」

あたしは半ばおとに引きずられるような形で教室に無向かった。


「おは「なぁなぁ朝倉」

え!?何々?いきなり何!?

「お前あまちゃんに気ぃあんの?」

え…?
何で?

「おっ、否定しない」

ニヤつく男子。

いやいやいや…肯定とか否定とかそういうのより、何で?

「何で、何でそう思ったの?」

あたしは冷静に(聞こえるように)問いかけた。

「今朝仲良さげに自分から話にいってたよなぁ
それになんだかんだで一緒にいること多いし」