なんで俺、想に怒鳴ってんだろ?
「俺なんてな、乙音を何回も傷つけた。
それに傷つけられた。
喧嘩しまくった!
だけどその度にお互い癒して……そんで絆が更に深くなって……。
付き合うってそういうことじゃねぇの?
一回そんなんあったくらいであっさり諦めんな!!」
「俺には……お前みたいなこと言えない。
だから、そういう風に付き合えないんだ。
ごめんな」
なんで謝るんだよ…なんでっ…。
俺は無力だ。
無力ほど虚しいものは無い。そう思った。
何も出来ない。
どんなに怒鳴っても……届かない。
力に、ならないなんて……。
お願いだ……届いてくれよ。
諦めてほしくない
もう二度と―…辛い思いをして欲しくない。
どうか一度繋いだその手が再び又繋がれることを
俺は願っています。

