「うっせぇじゃない!
それじゃあ受からないもんも受からないよ!!」
「それって結局受からないじゃねぇか
初めから受かられねえとか言うんじゃねぇよ!」
「がんばれば受かるって!」
あ、そうだノート渡さなきゃ。
「葉月、これ」
「あ゙?」
まだ若干不機嫌だけど取りあえず黙って受け取ってくれた。
「べ、別に葉月のためとかじゃないから!
たまたまリビングにあって邪魔だったから届けただけだから!」
は!
あたしは弟にまで何を…。
「ふっ」
鼻で笑…
こいつにはきかないんだよね、照れ隠し…。
「と、とにかく…
寝てる暇あるんだったら勉強しときなよ!」
って言うのは半分嘘なんだけどね。
ちゃんとやってれば寝てもいいと思うし、
あんまりやり過ぎちゃうと後々きついからね
だからあたし的にはそんなバリバリしなくてもいいって思った。
けど甘やかしすぎるとやらないからね
この子は。

