き、きき気になる!?
あたしが?
気になる!?

そんなこと、言わないでよ……。

喧嘩はしなかったけど…やっぱり距離感が辛い。

自分から手放したくせになんだろうね。

前に進めてない。

結局あたしはこうなの?
これでいいの?

「朝倉」

「す、鈴木!」

「俺も持つ」

そう言って三分のニほどを取った。

「わわ!半分でいいってか持たなくて平気だよ!?」

「俺も寝てたし」

そっか…。

「…うん、じゃあ…よろしく……」

「一応男だし任せろ」

「一応って―…ふっ」

あ…

「笑った!朝倉ここ最近元気ねんだもん…心配した」

何故?

「何故、心配…したの?」

「何故…って――…そ、そりゃ…」

照れ臭そうに明後日の方向をみる。

あたしは次の言葉を待った。