ひとりじゃないから







時間になって、下に行くと、先生の車があった。






先生は、こっちを見て、笑った。






「助手席、座れよ?」





「え、あ、うん」




「どこいく?」




「どこでも、」




先生の私服は、ジーンズと長袖のロンTだけど、かっこよく見えた。