ひとりじゃないから




「じゃー、日程配るからなー」




保護者会の3日前のホームルームで日程が配られた。





毎日決まった時間に空欄が空いてた。





「ま、そういうことでよろしく頼む。じゃー、オワリ!安藤すぐ来いよー」





そういって先生は、あたしのことを見て、すぐに教室を出た。





てゆか、あたしの名前、ないし。






そう思いながら、準備室に向かった。