ひとりじゃないから





「さみしいよって言ってる部屋だな。」





一緒にソファに体をくっつけて座った。





「さみしいよ、」




「この部屋でお前は毎日一人だったんだな。」




「ん、」




「寂しいに決まってるよ。こんな広い部屋」




「ん、」






あたしは、明るい家庭を知らない。



というか、よく分からない。