月光夜




あたしは、アッシュの手を借り馬に乗った



意外と背高いんだ…



後ろから見た、アッシュの姿はなんか凛々しかった



「何か俺の背中に、ついているのか??」



「えっ!? ううん!! 何にもついていないよ!」



「そうか、今から城に向かうから、しっかり捕まっておけよ」



「う、うん! 分かった!!」



でも、どこを掴めば良いんだろう…



分からなかった、あたしはアッシュのすそを少し掴んで、城に着くまで周りの景色を見ていた