「乗れ。」



「う、うん…。」



あたしは、馬に自力で乗った。



何か最近、馬に乗ることも慣れてきた。



あたしが今この世界での暮らしに慣れてきたという事。



後ろからアッシュが乗ってきた。



最初は、物凄くアッシュが後ろにいることに緊張したけれど、今全然。



何でだろう…。



これも、慣れなのかな??



「琳架。」



「な、何??」



「お前はあの光景をみてどう思った。」



「んー…、とにかくアッシュの言う通りダークドールを止めなくちゃいけないとは思った…。」



あんな光景を二度と見たくないとも思った…。