「元気なところが、あたしの長所なの!」 「まったく、ミル様とは正反対の性格じゃ」 「同じじゃ嫌よ!」 「なんでじゃ?」 「前にも言ったけれど、同じ過ちはおかしたくないの。てか、早く起きて!行きたいところが、あるんだから」 「どこに行くんじゃ?」 「来れば、分かるよ」 クリクリは、うだうだ言いながら目をこすって、起き上がり、あたしの側まで来た。 「何か嫌な予感がするのは、気のせいじゃろうか…」 「……」 あたしは、何も答えなかった。