月光夜





「隣にいるやつは、誰だ?」


アッシュは、あたしの隣で飛んでいるクリクリを、いかにも変な物を見ているかのような目で見ていた。



「ステッキだよ」



「ステッキ?まさか…」



「その、まさか」



「こんな姿になるのか!?でも、どうして…」



「‘名前’を見つけてないから、とりあえずあたしは、クリクリって呼ぶことにした」



「クリクリ…?」



名前を聞いた瞬間、アッシュはお腹を抱えながら、笑いだした。



なっ、何で!?