頭に痛みが、走った。 記憶が、徐々に蘇えってくる。 「…!!」 「琳架!?大丈夫か?!」 慌てた様子で、アッシュが近くに来て、背中をさすってくれた。 「シルビ、お前一体何を!」 「何にもしていないよ。姫君に、聞いてみれば分かるんじゃないかな。」 「姫君?」 「琳架のころさ。また、来るとするよ」 手を軽く振って、シルビは帰っていった。