月光夜






何も言えなかった私は、そっとフレディ様の頬に手を添えた。




「ミル…??」



「その悲しい瞳をいつものような透き通る瞳には出来ないのですか?」



「……」



私の手を握り、フレディ様はこう言った。



「なぁ、ミル。俺がもしお前のことを慕っているといったらどうする?」



「!!」



フレディ様が私を慕っている?



今、目の前に起きていることは夢なの?