月光夜





「わぁ…。綺麗な羽根」



目の前には、大きな漆黒の羽根があった。
とても綺麗な、漆黒の色。
フレディ様に、とても似合っていた。



「そう言ってもらえて、嬉しいよ」



どこか、悲しげな笑顔でフレディ様は言った。



「何で、悲しいお顔をなさるのですか?」



「普通の人間は、俺達のことを悪魔と言って怖がる。そして、今回の事件で余計に俺達のことを怖がるだろう。」



「……。」



何も言えなかった。
切なく悲しげのある、瞳を見たら…。