いつもより、張り切って学校へ行った。

教室へ入ると亜由美が走ってこっちへ来た。

「おはよ。奈未。」


ビックリした。昨日と全然違う態度。

何人か女子がこっちへ来た。

何でだろ。

「ねぇ、亜由美。あの事奈未に話した?」


「話してない。今から言うね。あのね私、拡斗と付き合ってるの。」


えっ。凄くショックだった。何で亜由美と…。
だから昨日電話出なかったのかな…。


進藤はまだ来てない。
屋上かも。

「ねぇ、亜由美と拡斗ってお似合いだよね?」

何かわざと言ってるみたい。

「うん。おめでと。」

そう言って席を立った。屋上へ行こう。
今ならまだ、間に合うかもしれない。


「何処にいくの?」


屋上に行くとは言えない。

「職員室。呼び出しされてたんだ。」


「そうなんだ。」


急いで屋上へと向かった。

「進藤っ。昨日はごめん。無神経な事言って。」


「いいよ。」


何か怒ってる気がする。
あんな事言われたら誰だって怒るよね。


「あのねっ、」

話をそらすように、進藤が声を張り上げる。

「ごめん。俺のせいで、嫌な想いしたよな。本当ごめんな。」


そう言って何処かへ行ってしまった。


「ちょっと、進藤。」

私は泣いた。すごく後悔した。