―蘭×涼― 「蘭。智たち大丈夫なのか?」 体力を付けるため走ってる私に兄貴が口を開いた。 智―…龍たちか。 「あいつらの様子見ただろ?あんな事で出来るのか?」 「大丈夫だよ。智にはちゃんと話したから。」 大丈夫。 今回は自信がある。 それは時期が来たから。 龍も智も時期が来たんだ。 「今しか出来ない事だから。私は智に任せた。」 「ふっ。お前も相変わらず出来た人間だな。」 兄貴は笑いながら智と龍のいる。ほうへ目を向けた。