紅龍 ―2―



「お前は俺に蘭を救うなと言うのか?」




皆の反応など何も気にする事無く話し続ける龍。




「違う。」





それに答える隼人。





そんな2人の会話が続く。




「違うだと?なら何故手を出すなと言う。」





「今は言えない。」





「なぜだ?俺は別に黒桜会なんて、黒桜会の情報なんてどうでもいい。黒桜会が敵に回ったって―…黒桜会になんて手を出そうとも思っていない。が、蘭を救おうとは思うぞ。」




「だからそれは「お前は俺に何をするわけでもなく、蘭の崩れて行く姿を見ろと言うのか!?」





隼人の声に龍の怒鳴り声が重なった。