でも、やっぱり俺の口は止まらない。 「もう一度言うよ。俺は、蘭の―…笑顔を見たいんだ。お願いだよ。黒桜会は―…蘭は何を背負っているんだ。蘭はなぜ笑えないんだ!!」 ………―。 部屋が静まり返る。 ただ聞こえるのは―… 俺の泣く声だけ。 「…―遊。」 隼人君が俺の名前を小さく呟く。 そして、こう続けた。 「話を戻そうか。俺が言いたかった事だ…―黒桜会に、蘭に手を出すな。」 蘭に手を出すな。 「…―何が言いたい。」 俺のではなく龍が隼人の言葉に問い掛けた。