それから晃人が呼んでくれた車に乗って倉庫に向かった。 車の中で話す人なんて誰も居なかった。 皆、何かを考えてた。 龍は目を強く瞑って悲しそうな顔して、晃人は外をじっと見つめて。 笹木は煙草吸って、愁真はいつも以上にシュンとしてて。 俺はと言うとちょっと涙目になってて。 それを悟られたくなくて寝たふりなんかして。 本当に―… 本当に蘭の居ない俺等は何かが抜けてるようだ。 …―蘭。 俺の頬を寂しい色した涙が伝った。