―紅龍―





龍は姿を見せず天を舞う





光はもう二度と失わぬと誓い





ひっそりと光に近付きながら





ゆっくりと闇に包まれてしまった光に手を伸ばす





時がきて、龍は光をそっと包み込む






龍はその時を待つ―…
















「蘭。お前は一人じゃねぇんだよ。一人で闇に染まって行くなや。」




「蘭さん。闇に染まってしまったなら、俺たちがまた光で染め直します。」






「「「「「紅花さん!!!俺等を頼ってくださいよ。」」」」」