京花はふっと笑った。 「蘭ちゃんは、何時でも格好いい蘭ちゃんだ。」 そう言って京花は私のおでこに自分のおでこをくっ付けた。 「京花?」 「蘭ちゃん。後は私に任せて?」 小声でそう言った京花。 後って何? そう聞こうとしたけど京花の「またね。蘭ちゃん。」と言う声に遮られた。 その場に立ち尽くす。 そんな私に声が聞こえた。 「さっきの蘭さんと話してた人って―…。」 「あぁ。」 「霧幻姫じゃないの?」 「…………――。」 外はいつの間にか大粒の涙を流していた。