紅龍 ―2―





「ははっ。本当に今日は気分がいいな!!」





親父にとっては気分がいいかも知れないけど、さっきから親父以外誰も話をしてない事をそろそろ気付いてほしい。




皆、疲れた顔をしている。





「親父、周りを「そうだ!!鬼ごっこしよう!!」






親父、周りを見ろ。と言い掛けたところでもう遅かった。





「鬼ごっこしよう!!!」






そうだ。京都に行こう。見たいな乗りで鬼ごっこがしたいと言う親父。





こうなったら止められない。





親父の事をよく知っている兄貴と隼人はしまったと顔を歪めた。






そして逃げようと足を進める。







しかしそれももう遅い。







「ここに居る皆、強制参加だから。勿論、涼と隼人君もだよ。」






そう言って笑った親父は黒かった。







てか、なんでいきなり鬼ごっこなんて思いついた!?






親父の頭ん中見てみたいよ。