こうして佳菜子は、土日と祝日、子供達にバスケットボールを教えるため、近所の小学校へと足を運ぶようになった。
あの頃、自分がどれだけ夢中になったことか…なによりソレを教えたくて…
そうすることで、あの頃、そこに自分が居たことの証にもなる気がした。
地味な青春だったかもしれないが、
そこにある、誇れる何かを伝えることに、意味があると感じるのだった。
もちろん、佳菜子も清瀬もボランティアで、金銭的な報酬はないが、
お金に代えられない、それ以上の何かを得る楽しさを学ばせてもらえている。
時には、子供との接し方について清瀬に相談したり…
互いの競技は違っても、スポーツに取り組む子供達の、それぞれの気持ちについて話し合えば、解決へと繋がることもあった。
いつしか、二人で語らう時間も増えていき、
そんな充足な時間を経て、
迎えた翌年、
無事、教職につくことができた清瀬を、
それはそれは喜ぶ佳菜子だった。
喜びも束の間、
スポーツ精神論に続き、今度は、教育論までも飛び交う勢いで…
そんな充実した日々を送る佳菜子の頭には、今のところ、カナダに行くというプログラムは立てられていなかった。
あの頃、自分がどれだけ夢中になったことか…なによりソレを教えたくて…
そうすることで、あの頃、そこに自分が居たことの証にもなる気がした。
地味な青春だったかもしれないが、
そこにある、誇れる何かを伝えることに、意味があると感じるのだった。
もちろん、佳菜子も清瀬もボランティアで、金銭的な報酬はないが、
お金に代えられない、それ以上の何かを得る楽しさを学ばせてもらえている。
時には、子供との接し方について清瀬に相談したり…
互いの競技は違っても、スポーツに取り組む子供達の、それぞれの気持ちについて話し合えば、解決へと繋がることもあった。
いつしか、二人で語らう時間も増えていき、
そんな充足な時間を経て、
迎えた翌年、
無事、教職につくことができた清瀬を、
それはそれは喜ぶ佳菜子だった。
喜びも束の間、
スポーツ精神論に続き、今度は、教育論までも飛び交う勢いで…
そんな充実した日々を送る佳菜子の頭には、今のところ、カナダに行くというプログラムは立てられていなかった。


