どこかで誰かが…

そんなある日のことだった。


未央里から“合コンでゲットした彼氏に、どうしても会わせたい”と言われ、
とあるファミリーレストランへと向かう佳菜子。


するとそこには未央里の彼氏と、その友達と言う人物までもいて…

(え…またですか…)

「三人で会うのもアレだなーって思ってね!そんな深く考えないで!気楽に気楽に…」

(絶対、嘘だ。)


その場は、意味不明な三人の会話を聞いているフリして誤魔化したものの、

次の日、

「もしもーし!俺だけど…」

「どちら様ですか?」

「わからない?昨日会ったばっかじゃん!」

その友達から電話が入った。


「(そんなの覚えてるかっつーの!でも)どうして?」

「未央里ちゃんから聞いてね…」

(なるほど…秋山君の良さが、今になって分かった気がするよ…)

「…つーことで、今何してんの?なんなら、これから会わない?」

「今日はこれからサークルが…」

「何ソレ、何やってんの?」

「あのですね、私、そこに彼氏がいましてね、(あれ、嘘ついちゃった…)」

「はあ?いないって聞いてるけど。」

「あ、うん。つい最近のことで、まだ未央里ちゃんにも言ってなかったの。」

「なんだよソレ!どーしてもって言うからさー!」

「まさか昨日、あんなこととは知らなくて、ごめんなさい。(なんで私が謝んなきゃならないの!)」

「つっ!ふざけんなブス!」

「え…」