どこかで誰かが…

「そうだそうだ!だいたい村井が年上の女口説くなんて、10年早いんだっつーの!」

「それは言わないでやってくれ。俺がけしかけたようなもんだし…それを言われると、俺、あんま強く出れねーし…」

「ったく、バカなんだから…」


こうして、

それまで、先輩と後輩のラインの厳しくなかったサッカー部は、

次の日から、なんとなく、

清瀬だけは、先輩として、
一線引かれる存在となっていった。