どこかで誰かが…

そんなことがあって、
清瀬と大沢が連絡をとりあわずにいるうちに、
あっという間に月日はながれ、

世間はバレンタインに湧いていた。


告白するかどうかを悩む者がいる中、
佳菜子、ゆっこ、吉田あたりは、手作りにするかどうかで悩んでいて、

「とりあえず見に行こ!それから考えない?」


と言うことで、練習のない木曜日、三人は、チョコレート売り場の戦場地帯へと向かうのだった。



練習を終えた清瀬は、部員から、

「あれ?一人?」

そう言われるほど、ゆっこの存在が定着していて、さらに…


「今日バスケ無いから。」

「つーことは堀口もいないと…」

「は?」

「違うよ!俺じゃないって!」

「…」

「村井だよ、村井。」

「1年の?」

「そ。あのノッポ君。堀口にラブらしいぜ。」

「マジ?」

「おまえが岡島とつき合うまで、堀口のこと勘違いしてたから。」

「?」

「おまえが相手じゃ勝てねーから諦めてたらしいけど、違うと分かって」

「アイツ男いるよ。」

「え!そーなの?あーらら…かわいそーに。」

「そんなさぁ、」

「それがマジらしいぜ。1年が話してんの聞いちったんだ俺。…奴らから見れば、堀口は大人な女に見えんだよ。そーいやぁ色っぽくなったもんなぁ…そっか、男いるからかあ。やってんのかな?」

「知らねえよ。」


思いもよらぬ事実を知ることになった。