「は?じゃぁあの学校は?」


一番気になっていた事を海に聞いてみた。


「あんなのダミーにきまってんじゃん」

はい、またサラッと流された!

「あ~あ、沙羅ちゃん思い切り私たちの事忘れてるよね…」


「そうだな…」


なんかあそこでいじけてる奴が2人いるけどウザイからほっとこ…


「はぁ、ホントなんなんだよ…」

そう言ってこの場から離れようとした。

でも遅かった。

よりによって一番手ごわい奴が走ってきた。

そう、

「沙羅ちゃ~ん!」

お母様が走ってきた。

「やっと来てくれたわね
もう、ずっっっと待ってたんだから♪」


「はぁ…お母様、お元気でなによりです。」