蓮…ゴメンね、勝手にいなくなって
多分私はあんたを巻き込みたくなかったんだと思う

駄目な姉でゴメンね。

だけど記憶が戻ったらちゃんと話したい
今までの事…全部。

「あぁーあ、早く蓮に会いたいな…
会って全部話したいなぁ。」

私はそう呟いた。

蓮私の事恨んでるかな…

恨まれても仕方ないけどちょっときついな…





「蓮…早くあんたの本当の笑顔を見たいよ。」


「…っ!!」



私はただ、そんな事を思っていた。


私と龍のやりとりを見ていた奴がいたとも知らずに…。