「転校生の「龍崎沙羅」と、
「龍崎綺羅♪」と、「乙宮海」だ。」

「「「ヨロシク~♪」」」


私達はとびっきりの笑顔で言った。

あれ?皆顔が赤い…風邪流行ってるのかな?


「あ、ちなみに、沙羅と綺羅は俺の妹だから♪
イジメなんかしたらぶっ殺すから♪」

兄様、顔は笑ってるけど、目は、笑ってないし…
まぁ、怖くないけど♪


「んじゃ、お前達の席は…」

あ、後ろの方席空いてんじゃん!
あそこがいいな…

と思っていたら、


「じゃ、綺羅が一番後ろの席で、海がその隣、沙羅が綺羅の前な!!」

後ろから2番目という結構良い席になった。


やった!メチャいい所じゃん!!
兄様ナイス♪


…ってか、私の周り誰もいないんだけど…
なんか嫌な予感…

そう思いながら私達は席に着いた。