「あ、そうそう別に沙羅ちゃん以外なら族って事ばらしてもてもいいからね♪
あ、あと沙羅ちゃん、龍宮にいられるのはあと1年だけだからね」

あと1年…早いな

「うん、分かってる。
私が辞めたら綺羅、お願いね」


「まかせて!
でもそれまでは沙羅ちゃんが総長なんだからね!」


「うん!
それまでかなり暴れてやるよ♪(笑」


あと1年、あと1年で私は龍宮を辞める。
そして、親父の会社と、族を受け継ぐ。
兄貴のいる族を…ね

だから今、私が龍宮の総長だって事ばれたらダメなんだってさ

…待てよ?って事は…


「じゃぁさ、私が龍崎の次期社長って事はばれてもいいの?」


そう一番大事な事コレだよ


「ん?別にいいわよ
別に問題ないし♪」

あ、そう
んじゃぁ、遠慮なく使わしてもらうヮ♪

「あ、そうそう純君!沙羅ちゃんがそっちに入ったらよろしくね♪」

「ん?分かってるよ
沙羅が入ったら俺は副総長になる。
あと1年かやっとだな!!
これで俺も楽になる!!」

…兄貴、ありがとう!

「あ、あともしも沙羅ちゃんが、龍宮の総長…龍花だってばれた時は…
ぶん殴るからな?」


「は、はい…」


コワ!
怖すぎだから!!

ちなみに龍花ってのは私の私のもう一つの名前みたいなもの
兄貴達にもあるけどそれはまた今度教えるね

「嘘だって♪
もしばれたらもう好きにしていいわよ♪」


ヤッタ~!
じゃぁ早く正体ばらそうかな♪


「ちなみにわざと正体ばらしたら承知しないから♪」


「…はい。気をつけます。」


「それじゃぁ、沙羅ちゃん、綺羅ちゃん、海ちゃん!
あなた達のクラスを決めるテストするからから準備して!
まぁ、当然Sだと思うけど♪」