「んとね、沙羅ちゃん久しぶりの学校生活だから心配になって純と綺羅に頼んで沙羅ちゃんを連れてきてもらいましたぁ~!」



…クソババァ!
せっかくてめぇの目に入らない学校に入ろうとしたのに…


ウザ!


「…沙羅ちゃん、お前さっきウザイって思ったよなぁ
あぁ?

誰のためにここまで手の込んだ事したと思ってんだ?
あぁ?」


あぁ…完全に綺沙羅さんを怒らせてしまった…


「(兄貴助けろ。)」


兄貴に向けて目で訴えた。


「(はぁ、了解。)」


私が言った事伝わったみたいだ。

私に対して怒った綺沙羅さんを止めれるのは兄貴が一番いいんだよな…


まぁ、私以外の人に対しては私が一番だけど♪


「綺沙羅さ~ん!」


「あぁ?」


「落ち着いてくださいよ!
話が先に進まないと…
やばいんじゃなかったっけ?(笑」


ん~久しぶりに笑った兄貴を見たぞ

あ、綺沙羅さんが正気に戻った。


「あ、そうだった。
危ない危ない、忘れるところだったわ~♪

あ、沙羅ちゃん皆立ち話はこれくらいにして、中で話しましょうよ♪」


アレだけ話しといてまだあんのかよ…。