お姫様と護衛たち

トントン

ドアが、ノックされた。

「紫穂?はいっていい?」
この声はお父さん?

「いいよ、なに?」

「明日から、いよいよ高校生だな」

「そうだね」

「寮の荷物は、さっき送っておいたよ」

「ありがとう」