「な、なに?…突然どうしたの?」
ドクドクと、うるさいほど鼓動が音を立てていく。
真剣な陽生の瞳。
押し寄せる不安に、サーっと体温が冷えていく感じがした。
どうして、そんなこと聞くの?
そう言葉にしようとしても声にならない。
陽生の言葉の意図が分からなくて、思いっきり顔を歪めてしまった。
こんなこと…初めだ。
陽生と一緒に暮らし始めてからというもの、このての話題はずっと触れないようにしてたから。
ううん。っていうより避けてたって言ったほうがいいのかもしれない。
お互い暗黙の了解って感じで、納得してると思ってたのに。
それなのに急にどうして?



