そんな複雑な思いにかられながら前を向けば、まだ相変わらず沙希達のバトルは続いている。
それでもやっぱり、沙希にはちゃんと考えてほしいと思う気持ちが強い。
はっきり言ってムカつくし、いちいち癇に障る奴だけど、
でも。
同じ女として。
たとえ時間はかかったとしても。
お腹の子供のために、もちろん自分にとっても幸せになれるベストな方法を見つけられたらいいんだけど……
そう思いながら少し気持ちを落ち着かせるように目を閉じた私だったけれど。
でも、次の瞬間飛び込んできた沙希の言葉に私の瞳は再び大きく開くことになった。



