甘い体温②・前編・


まぁ、ことがことだけに現実から目を逸らしたくなる気持ちも分からなくはないけれど…




17才。


もう子供とは言い難いけれど。


でも、大人ともほど遠い。


心も体も、何もかもがもどかしく思えて。


宙ぶらりんで、中途半端なあやふやな時期なんだ。


子供扱いされたくなくて強がってみたりするけれど、いざ何かあったら結局一人では何もできない。


もう十分一人で生きていけるような気持ちになってるけれど、それは自分の勝手な思い込みにすぎないんだと。


こういう時に嫌ってほど思い知らされる。


世間はそんなに甘くないって。


くやしいけれどこれが現実なんだ。


それはこの18年間で私自身が学んだことで、


悲しいけれど、自分自身分かりすぎるぐらい身についてしまったことだ。