そして次の日の朝早く、インターホンの嵐と共に突然その人はやってきた。
それは何の前触れもなく、恐れていたことが現実となったのだ。
「えっ、美佐子さん!?」
「朝早くから悪いわね陽生。ちょっと上がらせてもらうわよ」
驚く陽生をよそに、強引に入って来たその女性。
ピリッとただならぬオーラを放つその姿に、私と陽生は思わず顔を見合わせた。
「沙希!ここにいるのは分かってるのよ!早く出てきなさい!!」
すごい剣幕。
容赦なくズンズン奥に進むそのすごさに私はゴクンと息を呑む。
スラッとモデル並に高く、スタイルのいい体。
瞳は二重でキリッと大きく、スッと高く整った鼻。
おまけにミニスカートから伸びた足は綺麗で色っぽくて、
背中まで伸び、クルッと巻かれた黒髪がよりいっそう美しさを引き立たせている。
っていうか若っ!
これが昨日言っていた噂の美佐子さん??
つまりは沙希のお母…さん?
お、お姉さんじゃなくて!?



