でもやっぱりこういう時は心強いな……
そんな光景を見つめながらやっと安心できた私は、その場にズルズルとじゃがみ込んでしまった。
なんか、一気に力が抜けた感じ。
「果歩サンキューな。もう大丈夫だと思うから、お前ももう休んできていいぞ、疲れただろ」
振りかえった陽生が笑顔を向ける。
ポンポンとあやす様に頭を撫でられて、ホッと笑みを返した。
「それにしても沙希、お前体調悪いならちゃんと言えよ。本当は自分でも気付いてたんだろ?」
「ん……ごめんな…さい…」
弱々しく呟いた沙希がタオルケットを握りしめる。
その表情はやっぱり少し辛そうだ。
「まぁ、でもそこまで大事にならなくてよかったよ。
とりあえず今日はゆっくり休め。もう少し落ち着いたらベッドまで運んでやるから」
「…うん……」
「で、明日病院に連れてくからな、静香にも言って準備させておくから、念のため、一応検査するぞ」
「えっ……」



