……えっ?
だってそこにはソファーでうずくまる沙希の姿があったから…
罵声どころか、苦しそうに顔を歪ませ、グッタリとする沙希に私は驚き、慌ててその場を駆け出した。
「ちょ、ちょっと!」
な、何事!?
ソファーまで駆け寄った私はうずくまる沙希に声をかける。
「ど、どうしたのよ、大丈夫!?」
辛そうに歪む眉
血の気がなく、真っ青な顔色を浮かべる沙希に私は目を見開く。
そう言えば、ここ2、3日の間時々こんなふうに体調悪そうにしてたっけ?
ここまで辛そうではなかったけれど。
でも実は、陽生もひそかにそんな沙希の様子をずっと気にかけてはいたんだよね。
本人は大丈夫!の一点張りであっけらかんとはしてたけれど……
「ん……気持ち…悪い…」
「えっ?何?気持ち悪いの!?」
「は、吐きそう……」
「へっ、は、吐く!?」
ただ事じゃない沙希の様子に思わず焦りだす。
えぇっと、こういう時って。
こういう時ってどうすればいいんだっけ!?



