甘い体温②・前編・


それがたまらなく悔しくて……でも、やっぱり嬉しくて。


陽生のことをもっともっとと求めたくなる。


陽生の愛がもっともっと欲しくなって――



「陽生……っ」


「悪い、体つらかったら言えよ。
…って言っても途中で止めてあげられないけど」



早くなる動き。


グッとさらに力強く抱きしめられて、何も考えれなくさせられる。


汗ばむ肌に、意識が次第に途切れ途切れになっていって。



「あ……っ」


「果歩…っ」



たまらず私は陽生の背中にしがみつく。


ただただ押し寄せる温かい快楽の波に溺れ、乱されていくしかなかった。