そう思い、必死な思いで体をひねろうとした途端、グッと腰を引き寄せられてあっという間に唇を塞がれた。
「…っ……」
陽生の手がゆっくりと太ももを撫で上げる。
容赦なく動く陽生の指先に、ビリビリと体の神経が震えた。
「や…陽生まっ……ダ、ダメ!」
私はかろうじて自由になった左手で陽生の手を掴み取る。
それでもやまない陽生のキス。
何度も繰り返されるキスに次第に気持ちが熱く、高ぶっていく。
「はる…お願い…ヤダ……」
抵抗の意味を込めて掴んだ陽生の手をぎゅっと握りしめる。
タイミングよくキスを交わした私に、陽生がかまわずその唇をそっと耳元に寄せた。
「果歩…お前そんな可愛い声出しといてダメはねーだろ」
「えっ…」
「そんな可愛く拒否られても全然説得力なんかねーんだよ。つーか余計そそられる」
ペロッと耳たぶを舐めた陽生が悪戯にクスッと笑う。
「もう無理、このまま果歩が欲しい」



