ほとんど八つ当たりにすぎなかった。
自分でもものすごく最低なこと言ってるのは分かってる。
こんなふうに感情ぶちまけて陽生を困らせたりして。
でも、やめられなかった。
こんな自分なんて嫌なのに。
こんな醜い私なんか見てほしくないのに、ヒドイ言葉ばかりが出てきてしまう。
「果歩……」
「もう、みんな大っ嫌い……」
これ以上気持ちをかき乱さないでほしい。
そう言いながら陽生から視線を逸らしてしまった。
本当、最低だ……
陽生の寂しそうな声を聞きながら、気持ちがごなごなに壊れてしまいそうだった。
もう、飽きられた。
嫌になった?
こんな私、さすがに面倒くさくなったよね。
愛想尽かされて当然かもしれない。
そう思ったとき、
握られていた陽生の手が緩み、そっと私から離れていった。



