「ふっ、どう?気にいった?」
まるで子供みたいにはしゃぐ私を見て、陽生が満足そうに目を細める。
コクコク、興奮気味に頷く私。
もう、満足どころの騒ぎじゃない。
すごすぎて何も言葉が出てこないよ!
「ふっ。可愛いな果歩は」
思わず目を潤ませると、陽生が後ろからギュッと抱きしめてきた。
背中に陽生の温もりを感じ、お腹の辺りに腕が回される。
「すごいね…こんな所がこんな近くにあったんだね」
テレビとか、雑誌とかでは見たことあるけれど、実際こんな風に来たのは初めてだ。
やっぱり、画面や本を通して見るのとは迫力が全然違う!
まるで別世界に来たみたい…
「ああ。俺の自慢の癒しスポットだからな。とっておきの秘密の場所だ。今まで誰にも教えてないんだから、絶対誰にも言うなよ」
「うん、うん」
頷くのが精いっぱいだった。
耳元で囁く陽生の手を歓喜余ってぎゅーっと握りしめた。
本当にすごい!



